激動する流通業界の羅針盤
月刊 激流
特集
人手不足、競合が深刻化
食品スーパー21社の経営戦略
特集
人手不足、競合が深刻化
食品スーパー21社の経営戦略
アークス(北海道・札幌市)/マックスバリュ北海道 (北海道・札幌市)/コープさっぽろ(北海道・札幌市)/みやぎ生協(宮城県・仙台市)/ヤマザワ(山形県・山形市)/ヤオコー(埼玉県・川越市)/サミット(東京都・杉並区)/オギノ(山梨県・甲府市)/アクシアルリテイリング(新潟県・長岡市)/バローホールディングス(岐阜県・多治見市)/アオキスーパー(愛知県・名古屋市)/ヤマナカ(愛知県・名古屋市)/コープこうべ(兵庫県・神戸市)/阪急オアシス(大阪府・豊中市)//ハローズ(岡山県・都窪郡早島町)/エブリイホーミイホールディングス(広島県・福山市)/きむら(香川県・高松市)/リテールパートナーズ(山口県・防府市)/マックスバリュ九州(福岡県・福岡市)/ハローデイ(福岡県・北九州市)/サンエー(沖縄県・宜野湾市)
■主要チェーン100社の経営考課表
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人手不足、競合が深刻化
食品スーパー21社の経営戦略
●アークス(北海道・札幌市)
・新システムの稼働でパートナー企業を呼び込む
●マックスバリュ北海道(北海道・札幌市)
・お客を取りこぼさない品揃え、店作りに拍車がかかる
●コープさっぽろ(北海道・札幌市)
・北海道の生活者を囲い込む「食のインフラ」構築に挑む
●みやぎ生協(宮城県・仙台市)
・店舗と宅配の両輪で基盤を固め2生協統合でドミナントを強化
●ヤマザワ(山形県・山形市)
・惣菜を中心とした商品力強化で地域シェアの回復に努める
●ヤオコー(埼玉県・川越市)
・「ヤオコーウェイ」の確立で同業間の競争から抜け出す
●サミット(東京都・杉並区)
・店舗、商品、販促を刷新「買い物スイッチが入る」店をつくる
●オギノ(山梨県・甲府市)
・お客への情報発信や接客を強化、商品の魅力を伝えて販売力向上
●アクシアルリテイリング(新潟県・長岡市)
・守りの経営を主眼に捉え、店作りは攻守に挑戦
●バローホールディングス(岐阜県・多治見市)
・伝統的SMに代わり広域商圏対応の店作りを急ぐ
●アオキスーパー(愛知県・名古屋市)
・前期の大幅減益を踏まえ商品力強化と業務改善を推進
●ヤマナカ(愛知県・名古屋市)
・新中期経営計画をスタートさせ個店戦略を深化
●コープこうべ(兵庫県・神戸市)
・地域に寄り添う経営で事業と社会活動の幅を広げる
●阪急オアシス(大阪府・豊中市)
・高質路線は踏襲しつつも矢継ぎ早の改革改善を推進
●ハローズ(岡山県・都窪郡早島町)
・標準店とローコストの攻守両様でドミナントを構築
●エブリイホーミイホールディングス(広島県・福山市)
・再び基本に立ち返り独自の価値を進化させる
●きむら(香川県・高松市)
・異業態を退ける鮮魚を武器に魚事業を拡大
●リテールパートナーズ(山口県・防府市)
・"結(ゆい)"のキーワードを掲げ、体質強化を推進
●マックスバリュ九州(福岡県・福岡市)
・粗利益率改善に向けライフスタイル提案型店舗を拡大
●ハローデイ(福岡県・北九州市)
・福岡都市圏への出店と社員教育強化で独自路線を構築
●サンエー(沖縄県・宜野湾市)
・人の安定を優先させ将来の成長戦略の布石を打つ
■主要チェーン100社の経営考課表
・この考課表はスーパーの売上高全国6位以下の100社を収録。営業収益(もしくは売上高)、経常利益は2017年度決算の数字を採用。取引先20社の評価を基準に総合判定を下した。(★は単体、数値の確認ができなかった企業は参考値として16年度の売上高のみ記載)。
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■この人に聞く(インタビュー)
トモズ ?廣 英之 代表取締役社長
・社員が最大の武器と言える会社にしていく
■流通トピックス
・ウォルマート海外戦略見直しで西友はどうなる
・RIZAPグループCOO就任、松本氏の初仕事
・コンビニがドラッグストアに勝てない理由
・値下げやむなし、ヨークベニマルの活路はどこ
■特別レポート
・モデルチェンジ相次ぐ、生鮮食品ECの事業化は可能か
■中国レポート
・変化対応が花開き、日系コンビニ草分けローソンが躍進
■展示会報告
●「シアル・チャイナ2018」開催
・日本食ブームを追い風に、アジア最大食品見本市で日本食品の魅力を発信
●特別講演
・京東商城 プライベートブランド責任者 連志軍氏
「プライベートブランドとボーダレスな小売りについて」
・アリババ BtoB事業「1688.com」インポート責任者 潘雅紅氏
「連携プラットフォームにおける新販売方式・顧客・販促」
■米国レポート
「キッコーマン」
・アメリカ工場45周年記念「日米食品流通シンポジウム」を開催
●海外戦略
・グローバル企業の礎を築いたアメリカ進出
■企業戦略
●ユニ・チャーム
・縮む市場で動き出す業界総資産の拡大
■海外情報
●米国
・アマゾンのホールフーズ買収が食品スーパー業界にもたらした変化
●英国
・マークス・アンド・スペンサー店舗閉鎖が示すもの
●タイ
・タイのナンバーワン小売業セントラルグループの戦略
●米国
・クローガーが成長著しいミールキット大手を傘下に収める
■バイヤーズ・アイ
ファミリーマート ...「チルド惣菜・おつまみ」
オフィサー 商品本部生活デイリー部長 富樫 信人
・「お母さん食堂」の命名そのままにファミリーの食事を担う
■ドラッグストア最前線レポート
ゆうゆう調剤薬局
・郵送で導き出す、患者・薬剤師双方の負担軽減
■新連載 商圏を読み解く
・第1回 沖縄進出のセブンイレブン出店余地はどれほどか
■連載 リアル×ネットの未来展望
・第11回 中国のニューリテールにこれからの日本の姿を見る(前編)
■ヒット商品はこうして生まれた
グミ
・第4回 ガム、アメに代わり、現代ニーズを捉えたお菓子の主役
■商品戦略
●ファンケル 「内脂サポート」
・販促と売り場づくりでドラッグストアの売り上げが急拡大
■食品物流支援(産直支援システム)
●丸和運輸機関
・物流の最適化支援で食品スーパーの競争力を強化
●ECラストワンマイル当日お届けサービス」を展開
・大手EC通販企業の宅配に特化した「クイックエース」
■人材育成「バイヤー・ベスト・プラクティス」
●北雄ラッキー
・バイヤーの商談スキルを引き上げベストな取引を獲得する
■指標で読み解くスーパーマーケットの実像
・不透明な消費を探る新たな消費・物価指標の動向
・SM統計調査(京急ストア)
■商品戦略
●ローソン 「からあげクン」
・カウンターフーズのトータル強化で幅広いお客を囲い込む
■販促戦略
●レイテック「FRISTA」
・卓上型冷凍ケースを活用した販促と関連販売で冷凍食品を強化
■最新技術
●鈴茂器工
・おむすび、弁当・丼ぶりの自動製造ロボットで食品工場の生産性が大幅に向上
■中国戦略
●プラネット
・上海市宝山区と連携し日本商品の体験の場を提供
・上海工程技術大学・特別講演「プラネット・玉生弘昌会長」
■情報ファイル
●ファミリーマート×ドン・キホーテ(実験店)
・共同実験店舗を3店舗オープン販売商品や陳列方法でドンキ流を採用
●日本生活協同組合連合会(経営)
・17年度実績を発表店舗の費用増で減益ながら宅配の成長が続く
●イオン(環境)
・「脱炭素ビジョン2050」を策定
●三井食品(展示会)
・三井フードショーを開催生鮮や惣菜の付加価値提案を強化
●あらた(決算)
・18年3月期決算を発表、ドラッグ好調を受け中計のカテゴリー戦略、業務改革を推進
●セブンイレブン・ジャパン(技術)
・次世代型店舗の環境負荷軽減技術を強化
■新商品情報
●東芝テック
・「棚監視ロボットを活用した売価チェック」をSMのオーケーで実験
●ホシザキ
・HACCP対応の電解水生成装置「VOXシリーズ」
●共立プラント工業
・冷凍パン生地急速冷凍庫「ショックメルティー」
●寺岡精工
・自動貼りラベルプリンター「HC-800LL」
■プロモーション
●ローソン×カゴメ
・「高リコピントマト」を使用したオリジナル商品投入、トマトジュースと牛乳の飲み方提案を実施
●セコマ(商品戦略)
・北海道循環器病院と連携し健康ニーズに応えたPBの協同開発を活発化
■次号予告
9月号の特集はーー
食品卸の最新戦略
三菱食品、日本アクセス、国分グループ本社、加藤産業、三井食品、伊藤忠食品、トモシアホールディングス、ヤマエ久野、トーホー 、神明ホールディング
■インタビュー この人に聞く
大木ヘルスケアHD
松井 秀正 代表取締役社長