2014年6月9日〈通巻第1011号〉

医薬品業界の“今”がわかる

国際医薬品情報

2014年6月9日〈通巻第1011号〉

13年度製薬企業決算総論 大手の海外増が牽引して大幅増収 ―国際会計基準と日本基準混在の変革期― 後発品専業企業決算総論 2014年度業績予想は各社とも原価率上昇を想定 業界動向 ●スーグラ追撃へ3製品が5月末に新たに登場 ―ついに始まったSGLT2阻害剤処方争奪戦の行方― ●ファイザーがAZ社買収に失敗 ―8月末または11月にも交渉再開か―

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13年度製薬企業決算総論
大手の海外増が牽引して大幅増収
―国際会計基準と日本基準混在の変革期―


後発品専業企業決算総論
2014年度業績予想は各社とも原価率上昇を想定


業界動向
●スーグラ追撃へ3製品が5月末に新たに登場
―ついに始まったSGLT2阻害剤処方争奪戦の行方―


●ファイザーがAZ社買収に失敗
―8月末または11月にも交渉再開か―


薬業時事[993]
バイオ後続品に求められる戦略とは


パイプライン進捗状況
国内製薬企業の2013年度第4四半期パイプライン概況


決算分析
●テルモ
―円安効果により海外が牽引し増収増益―


●大正製薬ホールディングス
―SM海外事業拡大、骨粗鬆症治療薬寄与で増収・増益―


●みらかホールディングス
―海外買収、円安効果から売上高、利益とも過去最高―


●参天製薬
―アイリーア急拡大や円安効果で大幅増収、増益―


●キョーリン製薬ホールデイングス
―主力品の伸長と販管費減で上期は2ケタ増益―


●ツムラ
―原料生薬が再び上昇、利益を圧迫し増収営業減益―


●持田製薬
―新製品、主力品売上げ増、研究開発費減少で増収増益―


●科研製薬
―KP-103契約一時金収入等計上で12期連続増益達成―


●日本新薬
―ビダーザ等新製品大きく寄与して2ケタ増益続く―


●キッセイ薬品工業
―ファイザー向け技術料収入で2ケタ大幅増収増益―


●ゼリア新薬工業
―アサコール国内外で拡大、ヘパリーゼ増で増収増益―


●鳥居薬品
―レミッチ駆け込みあり増収、研究開発費減少で大幅増益―


●日本化薬
―医薬は販売移管品、新製品寄与で増収、利益は微増―


●日医工
―12、13年度収載品大きく寄与、売上高1000億円超え―


●沢井製薬
―13年度収載品予想以上に伸長し、2ケタ増収続く―


●東和薬品
―売上高計画通り2ケタ増も荷造り、研究開発費等増で減益―


市場展望
環境変化の恩恵を受けるのは一部の後発品企業か
―業界再編のトリガーとなる2014年の薬価制度変更―


焦点
中国GSK事件の進展と外資系企業ヘの示唆


流通ウォッチング
卸決算でみられるファジーな説明はいつまで続くのか
<矢野経済研究所 主席研究員> 遠藤 邦夫


企業情報
武田薬品工業
●米・欧でEntyvioの承認取得
●自己免疫疾患治療薬でMacro社と提携
●ネバダ州訴訟で陪審は武田有利の評決


アステラス製薬
ケニアプログラムに資金提供


第一三共
SBMRIと循環代謝疾患治療薬で共同研究


エーザイ
●カン研究所の新研究施設が本格稼働
●欧でハラヴェンの適応拡大承認勧告
●ALOXIの小児適応で米国承認取得


田辺三菱製薬
欧州グループ会社の社名を変更


大日本住友製薬
●クリエイトワクチンに3社が共同出資
●「ルラシドン」南米販売権で第一三共と契約
●米学会で開発中抗がん剤の試験結果発表


キッセイ薬品工業
呼吸促進剤ドプラムで効能追加公知申請


旭化成ファーマ
リコモジュリン原薬工場の新棟建設へ


グラクソ・スミスクライン
新COPD治療剤の承認を申請


ヤンセンファーマ
C型肝炎啓発キャンペーンを開始


World Wide View
行政関連情報
米国
ファイザーのセレブレックスの後発品を承認


英国
●政府、特許法改正案を議会へ上程
●重大不正捜査局がGSK社の刑事調査に着手


ドイツ
薬価政策に変化の兆し


中国
ロシュが市場監視機関のターゲットに


インド
今後3年間に薬事査察官を倍増


企業関連ニュース
ルンドベック
チェルシーを6億5800万ドルで買収


ボストン・サイエンティフィック
バイエルのインターベンション治療機器事業を買収


ロシュ
中外製薬と抗体改変技術に関するライセンス契約を締結


サノフィ
シアリスOTC薬開発でイーライリリーと提携


ヴァレアント
アラガンへ買収価格引き上げを再度提示


マーケティングシェア・シリーズ第40弾(2012年)
第18回
代謝性医薬品:骨代謝改善剤、糖尿病治療剤


新薬承認審査情報
●医薬品第一部会/5月30日
―フェントスの慢性疼痛適応追加など承認を了承―


●医薬品第二部会/5月26日
―レミケードのバイオ後続品が通過―


兜町便り
年金資金が高配当・好業績銘柄に買い出動、5カ月ぶりに月間上昇
―大日本住友はがん幹細胞治療剤開発中止で大幅安、新興株は上昇―


現金卸情報<第984回>
医薬品現金卸市況<6月-1>後発品メーカー調査(4)キョーリンリメディオ


学会レポート/行政トピックス/セミナー便り
DPP-4阻害薬間の差異、GLP-1薬の作用時間巡り論議―第57回日本糖尿病学会年次学術集会―/具体例の検討は5社5品目で:中医協費用対効果評価専門部会 5月28日/クロスボーダーM&Aは高成長市場への参入機会をもたらす―ウェルズ・ファーゴ証券:ジョン・ハドソン ヘルスケアセクター部門長―/日本の病院は集約化し、効率性向上を―北関東循環器病院:南和友院長―/数的ワクチンギャップは解消―川崎市健康安全研究所:岡部信彦所長―/抗がん剤治療によるB型肝炎再活性化に警告―国立国際医療研究センター:溝上雅史肝炎・免疫研究センター長―/新設の医療研究開発機構はPD、PO機能が鍵―内閣官房健康・医療戦略室:菱山豊次長―

2014年6月9日〈通巻第1011号〉

国際医薬品情報 2014年6月9日〈通巻第1011号〉

発売日 : 2014/06/09 

13年度製薬企業決算総論大手の海外増が牽引して大幅増収―国際会計基準と日本基準混在の変革期―後発品専業企業決算総論2014年度業績予想は各社とも原価率上昇を想定業界動向●スーグラ追撃へ3製品が5月末に新たに登場―ついに始まったSGLT2阻害剤処方争奪戦の行方―●ファイザーがAZ社買収に失敗―8月末または11月にも交渉再開か―...

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