医薬品業界の“今”がわかる
国際医薬品情報
2015年12月14日〈通巻第1047号〉
業界動向 ●武田薬品とテバ、国内販売の合弁会社を来春設立へ ●ファイザー、アラガンを約1600億ドルで買収へ ―製薬業界史上最高額のディール― ●C肝治療最前線に第3の新薬登場 ―ヴィキラックス薬価は1治療期間450万円に決定― 15年度中間期広域医薬品卸決算総論 C肝治療薬特需で市場は成長、増収増益の好決算 ―好調時こそ求められる課題分析と今後への対応―
業界動向
●武田薬品とテバ、国内販売の合弁会社を来春設立へ
●ファイザー、アラガンを約1600億ドルで買収へ
―製薬業界史上最高額のディール―
●C肝治療最前線に第3の新薬登場
―ヴィキラックス薬価は1治療期間450万円に決定―
15年度中間期広域医薬品卸決算総論
C肝治療薬特需で市場は成長、増収増益の好決算
―好調時こそ求められる課題分析と今後への対応―
薬業時事[1029]
OSの延長と高額医療の加速
企業戦略
田辺三菱製薬
新中期経営計画ではジレニアクリフを越えた姿を提示
後発医薬品企業15年度中間期決算総括
後発品市場の成長担保の中で、大手3社の課題はAG戦略か
第2四半期決算分析
日医工/沢井製薬/東和薬品/みらかホールディングス/生化学工業
15年度中間期パイプラインの進捗
国内企業からもがん領域で複数のBT指定品目出現
経済時評
ASEAN経済共同体が正式発足
―後追い含めTPP7カ国参加に注目―
<SIRC代表> 鈴木 治
売上げ予測および事業性評価モデル(15)
医薬品のプロジェクトバリュエーション(その3)
―プロジェクトの不確実性に対する考慮とDCF法以外の方法―
<アイディ医療企画> 永瀬 寿太郎
企業情報
武田薬品
経口プロテアソーム阻害剤ニンラロ、FDAから販売許可を取得
アステラス製薬
リナクロチド、第3相試験の主要評価項目を達成
大塚ホールディングス
●AVP-786、米国で第3相試験を開始
●経口アレルギー性疾患治療薬TAC-202、国内製造販売承認を申請
エーザイ
●制吐剤アロキシに関する米国での特許侵害訴訟で勝訴判決
●PDE阻害剤E6005を米国ロイバントに導出
●エーディアを積水化学工業に譲渡
●エーザイフード・ケミカルを三菱化学フーズに譲渡
●現地企業買収で中国ジェネリック市場に参入
中外製薬
●抗がん剤ゼローダ、効能・効果が「胃がん」に
●最高裁がアバスチンの特許延長を認める判決
塩野義製薬
オスフィーナ、膣乾燥感を対象疾患とした第3相試験を開始
協和発酵キリン
KRN23、成人X染色体遺伝性低リン血症の第3相国際共同治験を開始
日医工
韓国バイネックスと資本提携解消
ニプロ
●ベトナム医薬品会社メコファと資本提携
●再生医療研究開発センターを建設
キッセイ薬品
子宮内膜症治療薬KLH-2109、スイス・オブシーバに導出
JCRファーマ
世界展開に向け海外子会社を設立
オリンコスバイオファーマ
がん検査薬テロメスキャン、北米でのビジネスを加速
ノバルティスファーマ
副作用報告の遅れで行政処分
グラクソ・スミスクライン
工場のGMP違反でアボルブおよびザガーロが生産停止
アストラゼネカ
●タグリッソ、EGFR T790M変異陽性転移非小細胞肺がんの適応取得
●MSL認定試験を実施
日本イーライリリー
エビスタ、東京地裁に特許侵害訴訟を反訴提起
ムンディファーマ
日本でのゼヴァリン販売権を取得
海外行政関連情報(米国)
ヘルスケア改革で米国医療はどう変わるか(39)
<国際薬事リサーチャー> 三枝 治
World Wide View
米国
●上院公聴会にカリフFDA長官候補が出席
●ユナイテッドヘルスがオバマケア市場から撤退か
●アムジェンがヒュミラのバイオシミラーを申請
●FDA、オプジーボのsBLAに対して初めてのCRL発行
●エクスプレス・スクリプツが高薬価品に対抗策
ロシア
BIOCAD社、リツキシマブ係争に勝訴と発表
ホライゾン・ファーマ
デポメッド買収を撤回
アストラゼネカ
サノフィと21万個の化学物質を交換
ファイザー
英国ニュウセンティス研究センターを閉鎖
マーケティング関連情報
●2020年世界医薬品市場は1.4兆ドル規模
●CVSヘルスがレパーサを給付医薬品集に単独収載
米国および欧州連合における新薬承認審査状況(2015年10月1日-10月31日)
新薬収載/11月26日
19成分26品目を収載 トラクリアに小児加算
再生医療製品の保険適用
中医協総会/11月18日
―テムセル、ハートシートの保険償還価格が決定―
マーケティングシェア・シリーズ第42弾(2014)第7回
中枢神経系用薬(その1)抗炎症剤
グローバリゼーション
Thanks for Nothing
―第八話:裸の王様(King without A Crown)―
<素心コンサルティング代表> 小林 利彦
現金卸情報<第1020回>
医薬品現金卸市況<12月-1>
大型長期収載品の後発品(3)
兜町便り
欧州金融緩和や米利上げ織り込み、外国人の長期投資資金が流入
―医薬品株は小野薬品が2万円を突破するなど、材料株中心に年初来高値更新銘柄も―
行政トピックス/セミナー便り
対象薬剤の選定基準や薬価反映方法が固まる―中医協費用対効果評価部会:11月20日―/製薬業界、原価計算品の除外を要望―中医協費用対効果評価部会:12月2日―/論点整理案、後発品は5掛けが基本―中医協薬価専門部会:12月2日―/調剤報酬抜本見直しへ厚労省案が提示―中医協総会:12月4日―/糖尿病治療目標はQOLの時代へ―奈良県立医科大学:石井均教授―/錠数少ない薬剤、医療費削減効果に期待―昭和大学藤が丘病院:小岩文彦准教授―